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  • 執筆者の写真Taniuchi

粉の魔術

更新日:2020年2月22日

私はもともとお菓子つくりが大好きでした

分量を量り、振いあわせ、こねたり練ったり、時には泡立てて

あのサラサラした白い粉がいつのまにかフワフワしたスポンジになったり

薄くいい香りのクレープになったり ぴかぴかのかわいらしいマカロンになったり

もちもちのびるぎゅうひの面白さ 透明になってく葛の粉

クリスマスの生姜香るクッキー バターの魅力あふれるパイ生地

極限までグルテン鍛えた食パン

オーブンから香る粉の香り


変化自在の粉の魅力


そしていつのまにか

こねて鍛えて延ばして切りそろえて


スープにソースにあわせる絡める楽しみを覚え


こねて丸めて発酵を楽しみ

窯にいれて焼くことを知り


もう粉の魔術に虜にされていました


本当に面白いんですよ


大型の機械なんて最初持ってませんでしたから

ボウルに粉を入れ 水回しって言うんですけど

粉の一粒一粒に水を均等にまわす感じで入れこねる

こねるこねる・・・重たくなってくる


袋に入れて全体重をかけて踏み踏みふみ踏み


折り重ねまた踏みふみ

折っては踏みふみ


それを小さなパスタマシンに入るサイズに切って

思う厚みまで延ばして延ばして

好みの切り刃で切り出して


出来上がった生めんを

グラグラのお湯の中で躍らせる


うまい


美味すぎる


けど今度はもっと

今度はもっとおいしくなる


水の加減 かんすいの種類 粉の種類 組み合わせ 無限に奥は深いんです


終わりがない喜び


今日も皆様に喜んでもらえるように

また新しい発見があるよう 粉と水と向き合います




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